ありきたりな高校生の覚え書き

どこにでもいるような高校生が人生や社会について何か言っているようです。このブログを見ればあなたの未来が少しだけ明るくなるかも。

優等生がきらいだ。

突然ですが、僕は優等生が嫌いです。
いつも教師の前でニコニコしている様子にへどが出ますし、勉強と試験だけが世界のすべてだと思っている様はまるでキチガイのようです。

まあ、僕が問題児だっただけなんですけどね。
何をしても勉強に関係ないからと否定され、勉強しても何かにつけて批判されるので全部が嫌になっていたんですよ。
それで意識的に言われたことの反対のことをしてきました。
ですが、僕はもう18ですし、ちゃんと日本語も使えるので、前述した優等生の気持ち悪さの原因をを順序立てて解剖していきましょう。

まず、大人の理想の子供像というものを箇条書きで書きます。

・従順
・素直
・無邪気

はいもうこの時点で気持ち悪いですね。
こんなの人間じゃありませんよ、二次元の世界です。
その上現実にこれを求めてる分オタクなんかよりも何倍も気持ち悪い。

そして愚かしくもそれに応えようとした子供が俗にいう"優等生"です。

彼らは従順です。
何でも親や教師の言ったことは正義で、素直なので普遍的な価値観を疑うことさえしません。
しかし、大人に媚びればなんだってうまくいくことだけは知っています。
大人が好みそうな普遍的な正義を語り、聞こえだけのいい言葉をなんの恥ずかしげもなく並べる。
そして固定観念に縛られ、人からいいように利用され、挙句死ぬまで脳みそを垂れ流しながら生きていきます。

僕はね、こういった人たちをむしろ頭が悪いとさえ思っているんですよ。

本当の頭の良し悪しは、その人をジャングルに放り込むと分かりやすいんじゃないかな。
それで生き残れたら頭がいい、生き残れなかったら運も頭もない人間です。

優等生なんていうものはね、足元を叩けばすぐに倒れるような脆いものなんですよ。
だから壊されないようにいつも足元ばっかり確認して、それで目の前にあることにさえ気づかない。

何よりも問題なのはね、そういうのが教師や親になってるっていうことなんだ。
腐った固定観念を子供に押し付けて、新たな優等生ができる。

最後に、僕が優等生より嫌いなのはね。
優等生にさえなれず、なにも考えず、何も見ず、何も言わず、何にも気づかない大衆です。